by norbulingka 2017年4月より、大分県国東市にある古民家を改築したゲストハウス・民宿を始めます。 websiteはこちらです。 自然からの採取や農作業、お料理、工作や大工仕事まで、ご一緒にここでの暮らしを体験できる「体験型宿泊」と、共同キッチンを利用できるシンプルな食事無しの「素泊まり」と、2種類の宿泊タイプをご用意しています。
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土曜の夜は宵宮。 去年は多少見物客がいたのですが、今年は私以外なし。 でも神事は粛々と行われています。 すごくいいのになぁ。 翌日の今日、朝9時に集合してお化粧、着付け、そして最後の練習。 本殿横の小屋でやっていたのですが、窓の隙間からギャラリーが激写。 「まろ」は嫌だ、と言っていた娘もなんのことはない、しっかりお化粧していただいていました。 今日は別府からの写真愛好家のご一行が来ていて、娘たち「舞姫」は呼び止められては撮影です。 ここ岐部神社でだけ行われる子供獅子舞の着付けをしてもらっている男子。 舞姫も獅子舞も地区の小学生がやります。 さあ、いよいよ始まり。 本殿に入ります。 関係ない話ですが、神社で履物を脱ぐ際は神様にかかとを見せない、という意味でつま先を神様側にして脱ぐのだそうです。 私も娘の七五三の時に知ったのですが。 でも今回もみなさんある意味きちんとかかとを神様に向けて揃えている方がほとんどで、神官さん方だけがやはりつま先を向けて脱いでいらっしゃいました。 教えてくださるといいのになぁ。 本殿では宵宮同様、神官さんの舞の奉納など神事が行われ、40分くらい舞姫と獅子舞は正座で待つことになるのですが、「動いたらだめよ」と念を押していたので娘はほとんど動かずじっとしていました。 高学年の子供の方が動きっぱなしで、やっぱり目についちゃったなぁ。 舞姫は冠をかぶっているので目立ってしまいます。 以前は先生がとても厳しくて、動くなんてことは絶対厳禁。 舞ももっとピシッとしていたそうです。 最近じゃ練習のときからお菓子はいただけるは、当日は出演料?もいただけるはでアマアマです。 本殿で神様をお神輿にお乗せし、「ハマ」まで「お下り」。 「ハマ」とは舞などを奉納する場所(舞台)なのですが、海が埋め立てられる前は本当に「浜」だったからかな。 紀伊半島、古座のお祭りも川にイキガミ様をお祀りしてのお祭りだったし、西表島でもイキガミ様を浜にお祀りしたし、ハマ(浜)に神様がお下りするのにはやはり何か理由がありそうです。 舞姫の舞の奉納は「浦安の舞」という唄に合わせてまず扇子の舞から。 次は鈴の舞。 Nさんが来賓席から写真とビデオを撮ってくださいました。 それにしても、娘と、同級生のお友達は今回が初で、事前に5回ほど練習したのですが、たった5回であの舞を覚えたとは舌を巻きます。 「ああ~~~あ~~~あ~」みたいなメロディーラインもない唄に合わせて、何拍子なのかさっぱりわからない間をとって。 子供ってすごいなぁ。 舞姫がいなくなったら、「舞ババ」でやるか、なんて冗談を言っていますが、ババには覚えられません。 次は獅子舞。 獅子はイノシシ、鬼は鹿の姿に化身した神様ということです。 岐部神社の云われは、鹿の姿に化身した神様が、イノシシが暴れまわり凶作で苦しんでいたこの地に直接降り立ち、イノシシを退治した、ということです。 近くに「鹿墓」もあります。 まるで「もののけ姫」です。 普通神社は本宮から分霊していただき建立するのですが、岐部神社は直接降臨されたということで位が高いとか。 しかもそれが1300年前。 お祭りは600年前から。 しかし・・・娘より年下の女の子はあと2、3人しかいなく、男の子はもっといない。 お神輿をかつぐ成人男性もできる人が残りわずからしく。 あと数年で存続の危機になります。 昔子供が多かった頃は舞姫や獅子舞はやりたくてもやれず、名誉なことだったそうなのに。 途絶える瞬間に立ち会いたくない・・・。 最後に記念撮影。 いい経験をさせていただいているなぁ。 ケーブルテレビの撮影も入っていて、最後に舞姫にインタビューがあったのですが、娘はお手洗いを我慢していて速攻で着物を脱いでしまっていたので登場せず。 全部終わって、同級生親子と家でお茶をしていたら、Nさんから「ビデオ見ながら舞姫のお祝いをするで!あんたの家で!」と連絡が入り(笑)、Nさんがお刺身やらお寿司、ケーキまで用意してくださって、夜はご近所とお友達親子と宴会。 移住してちょうど1年です。 こんな恵まれた幸せな1年後になっているとは。 今年の春はちょっと遅くて、今日が桜の9分咲き。 カエルもやっと鳴き始めました。 春が去年より何日遅い、なんてことがわかる暮らし。 夢がどんどん現実のものになっていく。
by norbulingka
| 2017-04-10 00:33
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