by norbulingka 2017年4月より、大分県国東市にある古民家を改築したゲストハウス・民宿を始めます。 websiteはこちらです。 自然からの採取や農作業、お料理、工作や大工仕事まで、ご一緒にここでの暮らしを体験できる「体験型宿泊」と、共同キッチンを利用できるシンプルな食事無しの「素泊まり」と、2種類の宿泊タイプをご用意しています。
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何か水分をこぼす確率ほぼ100%なので、慌ててリビングの床を塗ることにしました。 生のままでは吸ってしまって物によっては後が残ってしまうので、保護するものを何かしら塗っておかないといけないのですが、今まで後回しになってやっていませんでした。 まずは昨日半分。 家財道具を寄せて板と板の間にできた隙間にたまったほこりやゴミを竹串で掻きだしながら掃除機、そして既に汚れているところを「水の激落ちくん」で拭き掃除。 そして塗装。 もう汗だく。 何時間も腰を曲げて下を向いてごしごしやっていたら気持ち悪くなってしまった。 いや、日曜日にちょっと風邪っぽくなったので体調もイマイチだったのかも。 移住して初の風邪気味でした。 寒いところで我慢してお祭りを見ていたので(^^; 使った塗料はパーシモンカラーという、柿渋を主原料に、荏胡麻油や桐油などが入った自然塗料です。 安い塗料ではありませんが、スポンジで薄くのばすだけでよくて、一発で仕上げになるので便利だし、結果的にはそう高くないと思います。 油が入っているので、いわゆるオイルフィニッシュです。 臭いもないし、アイランドの天板や食器棚、壁など、我が家では多用しています。 そして今日残りの半分。 といっても、窓側の何枚かまではできなかった。 アイランドも向こう側もまだだし。 今日の午後は移住に関する取材で記者の方が東京からわざわざいらしたので、今日の作業はこれで終了。 でも、色がついて落ち着きました~。 当初は生のままの色にしようかと思って米ぬか塗料で仕上げようかと思っていたのですが、そうするとアイランドの色やら色々な部分の色が決まらない。 床を茶にしたので、他の色が決まってきました。 しかし、この冬で板と板の間の隙間、広がりました~。(乾燥で) 丸太を割いたばかりのびしょびしょの材を、これまた最も湿気の高い梅雨時期にはったので、これでもかとつめてはったのですがどんどん乾燥して、場所によっては7,8ミリ開いています。 山梨の親方によると1センチくらいあくかも、ということなので、もう一冬越したら何かしらで(漆喰とか)埋めようと思います。 それと、こういう場合木裏(板には表と裏があります)を表にしてはったほうがいいらしいのですが、棟梁に言ったら「木表じゃ~」と返ってきたので反論しませんでした(笑) 普通、木肌のきれいな木表を表にする、というのが常識ですから。 でも、床に貼る場合木表で貼ると、板の両サイド(端)が反ってきてしまい(極端にいうとUの字になってしまう)床が暴れてしまうのです。 我が家もやはり反ってきました。 でも今のところなんとか部分的にだし、つまづくほどではないので、これまたもう一冬越してあまりにひどいところはカンナをかけます。 まぁ、いつまでも手のかかる子ほどかわいいってやつです(笑) 棟梁も隙間を見て「開いたな~。水をしゃっしゃっとまけばピシャーっとひっつくわ。」とか言うので(無論、そんなことしてもひっつきません)、 「やだよー。家の中で水まくなんて~。」 「いいわ。そのうちキノコが生えてきて食料になるわ。」 「えー家の中でキノコ狩り~!?やだよーー。」 なんて会話を繰り返しています(笑) そんなこんなもいい思い出として言い伝えられるので(笑)私は楽しいです。 でもこれ、私も実際一緒に作業しているから、作業の大変さもわかるし、結果もわかっていたし、楽しめるのでしょうね。 お金を出して丸投げで頼んだものだったら文句を言っていたかもしれません。 いや、絶対言ってますね。 だから、家は部分的にしろ自分で手をかけたところがあると格段に楽しいのです。 棟梁の名誉のために書いておきますが、本来は竹コマイと土壁の家なんかも作れちゃう、きちんとした日本家屋を作れる、作りたい方です。 なので真逆の要求ばかりの我が家なんて、本当は断りたい部類のものです。 それをいわばプライドを捨ててまでやってくださったのです。 実際断る大工さんは多いと思います。 「そういうのは○○になるからだめだ。」「そういうものは売ってない。」「できない。」と言われます。 今はプレカットで形作って内装は内装屋さんがフローリング貼って、壁紙貼って・・・の世界ですから、単に面倒くさいから断る、というケースが多いと思います。 そもそも、だから私は自分でできるようになろうとかつて弟子入りしたりしたわけです。 棟梁も「ワシがやったと言うなや。全部あんたがやったと言っとき。」とか言います(笑) 「いーえ、もうブログにさんざん登場してますから。」と答えてあります。 今日もお茶しに来て、ついでに古い木の窓つけとかしてくださって(色々気にかけてくださるのです)、「ほんまに崩してるんだか作ってるんだかわからんちゃ!」とか言ってました。(よく言ってます) 「こんなにきれいにピシャーっと(棟梁が好きな言葉)しすぎるほどしてるのにーー(私にしてみれば本当にきれいすぎるのです。)」と言うと「どこがじゃ!」と返ってきます。 あー面白い。 話がそれましたが、床の板材は柔らかい杉です。 暖かいので杉が好きなのですが、柔らかくて傷がつきやすい、という点も好きです。 経済的に余裕があれば古材にしたかったくらいなので、傷がついてもいいのです。 子供がいたら傷がつくことは避けられないし、それでいちいち目くじらたてなくて済むのも選んだ理由の一つです。 もう既にたくさん傷はついていますが、柿渋を塗ったら大分目立たなくなりました。 新たに傷ができたらまた塗ればいい。 メンテナンスが楽なのもいいところ。 ということで今日の夕食。 なぜか豪華にステーキ。 って、豚肉ですけど。 でも娘、大喜び。 それといただいたサラダ菜のサラダといただいたイチゴ、写っていませんがいただいたフダンナを入れたお味噌汁、いただいた「シリタカニナ」貝。 シリタカニナ、おいしかった~。 例によってNさんが捕っていらしたものですが、私はまだ海で見たことがない。 ほんとにNさんはいつもどこで捕ってるんだ?? ナイフとフォークの使い方やマナーなど教えつつ。 面白かった。
by norbulingka
| 2017-04-13 23:27
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