by norbulingka 2017年4月より、大分県国東市にある古民家を改築したゲストハウス・民宿を始めます。 websiteはこちらです。 自然からの採取や農作業、お料理、工作や大工仕事まで、ご一緒にここでの暮らしを体験できる「体験型宿泊」と、共同キッチンを利用できるシンプルな食事無しの「素泊まり」と、2種類の宿泊タイプをご用意しています。
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一度目は震災前に友達と一緒に作りましたが、今日は一人でやりました。 味噌作りは今年が3年目なのですが、毎度「1年後のことをするなんて、すごいなぁ。」と思っていました。 1年後に本当に食べられるのだろうか? ここにいるのだろうか? 変わりなく生活しているのだろうか? 穏やかにこの味噌でご飯を作って娘と食べているんだろうか? そうしてこの2年、1年前に自分で作った味噌を食べて、「食べれた。よかった。ありがたいです。」と驚きのような喜びを感じたのでした。 今年もまた「1年後に食べられるんだろうか。食べられますように。」と思いながら作った一度目。 そして二度目の今日は、本当に本当にその日が来ますように、と祈る思いです。 被災された方々、原発事故で避難されている方々、原発で命がけで復旧作業をされている方々、風評被害で農業、漁業ができなくなってしまった方々、思いをはせると、気持ちがどうにもならなくなってきます。 1年後に食べる味噌を仕込んでいる自分を、どうとらえたらいいのかわからなくなってきます。 我々首都圏の人間が使う電力を供給するために存在した福島原発のせいで、家も故郷も仕事も学校も一瞬で奪われた方々。 この不条理はどうとらえたらいいのでしょう。 「知らなかった」では済まされません。 無知は罪です。 知ろうとしなかった、「仕方ないんじゃないの」で済ませていた、主張の声をあげなかった、そんな自分を恥じて、せめて今後につなげなくては。 学びも味噌も、1年後には自分のものとなって、私と娘の糧となっていますように。
by norbulingka
| 2011-04-06 15:54
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