by norbulingka 2017年4月より、大分県国東市にある古民家を改築したゲストハウス・民宿を始めます。 websiteはこちらです。 自然からの採取や農作業、お料理、工作や大工仕事まで、ご一緒にここでの暮らしを体験できる「体験型宿泊」と、共同キッチンを利用できるシンプルな食事無しの「素泊まり」と、2種類の宿泊タイプをご用意しています。
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ここ国東は余震もなく、至って日常です。
車で1時間半強の別府の友人が昨晩は避難し一睡もできなかったとか。 昨晩、私たちも別府に行き、ご飯を食べて温泉に入って帰りが遅くなったのですが、家に戻って布団に入った途端に地震がありました。 でもその後は余震もまったくなく、スマホの警報だけが鳴り、熊本や大分県の他の地域の被害をテレビで見るだけです。 なにか申し訳ないような気持ち。 午前中はお隣りは田んぼを耕し、そのあとトラクターを貸してくださって、我が家の畑も耕して色々種を蒔きました。 耕し終わったところで、隣近所3軒でうちの庭でお茶タイム。 とても幸せな一日でした。 昨日いただいた無農薬の大根の葉を塩をして一夜漬けに。 そのままでもおいしいし、じゃこやゴマと炒めてご飯のお供に、何かと一緒に炒めても、お味噌汁に入れても。 筍もまた大量にいただいたので、あく抜きをして半分は水に入れて冷蔵庫、半分は薄く切って冷凍に。 保存食作り、ってこういうことなんだな、とわかりました。 たくさんいただいたから、とれたから作っておく。 当然旬のものです。 (寒冷地の保存食作りとはまた意味合いが違うのだと思います。) 東京では保存食を作るためにわざわざ何かを買ってきて、それで作って悦に入っていましたが、続かないものが多かった。 でも今は材料がたくさんあってもったいないので自然と作っている、新たな自分を発見です。 しかも、この作業が楽しい。 東京でやっていた時は作業を楽しむより、結果の「どーだ」感の方が勝っていた気がします。 なぜ「どーだ」感があったのか考えました。 東京ではいつでも何でも手軽に買えるのに、あえて何かで保存食を作るということにどこか空虚感があって、「どーだ」感でもないとやる気にならないのでした。 もちろん、これは料理好きとは言えない私の場合です。 東北の震災の時は東京で買い占めがありました。 国東も被災地ではなく、あの時の東京と同じ立場です。 しかも距離は東北ー東京より断然近い。 でも、国東で買い占めはないと思います。 お店が徒歩圏内にはないので確かめられないのでわかりませんが、私自身買っておかなきゃ、というものがないのです。 お風呂は太陽光温水器と薪、釜もある、薪もたくさんだし隣が山、お手洗いは汲み取り、水は地下水、近隣に井戸、食料もとれるし、いただいたものがすでにたくさんあるし、またいただけるだろうし。 夜は元々真っ暗なので、電気がなければ太陽とともに行動すればいいし(地元の方は普段からそれに近い)。 それに、近隣の方々が助けになってくれるだろうと思っている安心感がすでにあります。 結局、アナログで自給に近ければ近いほどこわいものがない。 普段の生活と環境が「備え」になっているわけです。 知恵も、人とのつながりも。 別府の友人をいつでも迎えに行けるよう、というのと、そういえばガソリンくらい入れといたほうがいいのか?もう買い占められてるか?と思い近所のガソリンスタンドに18時すぎにのこのこ行ったら、誰もそんなお客はいなくて、普通にお客さんゼロ、ゆる~く営業されてました。 そんな考えが浮かんだ自分が恥ずかしい。 今朝神社にいたカエル。 早く復旧、復興しますように。
by norbulingka
| 2016-04-16 20:24
| 暮らしのしごと
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