by norbulingka 2017年4月より、大分県国東市にある古民家を改築したゲストハウス・民宿を始めます。 websiteはこちらです。 自然からの採取や農作業、お料理、工作や大工仕事まで、ご一緒にここでの暮らしを体験できる「体験型宿泊」と、共同キッチンを利用できるシンプルな食事無しの「素泊まり」と、2種類の宿泊タイプをご用意しています。
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国東にはお地蔵さま(弘法大師)がよく祀られているのですが(我が家のあぜ道沿いにもあります)、今日はそのお地蔵さまをお参りする日で、お参りするとお接待を受けます。 お菓子をいただいたり食事をいただいたり。 四国巡礼のようなシステムです。 今は班でやっていますが昔は個人でやっていたそうで、前家主さんが小さい頃は我が家のお地蔵さまにも人々が巡ってきてお接待したのだと、前家主さんが楽しそうに話されていました。 参考: 「弘法大師の縁日である旧3月21日は、お大師さまを祭る家や大師堂のある家では小豆ご飯や五目飯を炊き、お菓子などを用意して人々を接待した。この日、子供たちは袋を持って、お接待をもらいながら学校に行ったが、学校の方でも始業時間を下げて子供たちをお接待に参加させたものだ。」 これが、ちょーーー楽しい! お地蔵さまをお祀りしている場所を車でめぐるのですが、11時半くらいから始めて15か所くらい回りました。 民家の軒先であったり、公民館であったり、ここは階段を上った小山の上。 ここは川を渡って少し山に入ったところのお堂で。 川を渡るときにふと見たら、一面の緑はなんとクレソンでした。 帰りにひとつかみ採ってきました。 お接待は赤い「お接待」の旗が目印です。 お地蔵さまが祀られている横では必ず誰かがリンをチーン、チーンと鳴らしていて、それがまたとてもよかった。 ここは個人でお接待されていたお宅。 といっても、他のお接待ではお地蔵さまの前のお賽銭箱にいくらかを入れて(私たちは一人10円)お参りするとお接待を受けるのですが、このお宅はお賽銭を受けず、お地蔵さまもいらっしゃらなく、ただピザをふるまってくださっていました。 しかも自分で作れる。 娘は大喜びでトマトソースとチーズのみのピザを作って、「おいしい!」と食べていました。 焼くのはこの家主さん自作の窯で。 あっという間に焼けます。 おいしかった~。 ありがとうございました。 巡る途中にはこんな素敵な小道があったり。 知らない素敵なスポットがたくさんあったのですが、お隣さんに車を先導してもらって次から次へと移動なので写真を撮る暇がなく、また改めてあちこちドライブしてみようと思いました。 最後は我が岐部地区東浜(かな?)の食事のお接待でお昼を。 ご飯に蕨や筍、しいたけ、人参、こんにゃく、たくわんなど。 素朴極まりない献立ですが、それがしみじみおいしかった。 しかし、日ごろは人影をそんなに見ないのに、こんなに人がいたのか!というほどの人出です。 あちこちの集落から集まってきているのだとは思いますが、普段静かな集落に人がわさわさ集まっているのも楽しかった。 そして今日の収穫、といってはバチあたりですが、山のようなお菓子が。 娘と「次はあれにしよう!」とか「これ初めて見たね!」とか「こんないっぱいになっちゃった~!」とか言いながらいただいて回り、本当に楽しかった。 顔がずっとニコニコ。 大人でもこんなに楽しいんだから、子どもはなおさらだろうな~。 こんな楽しいことが行われていたとは知らなかった。 なぜフューチャーされないのか? いや、されては困る。 これは住んでいる人間の特権、ということにしておきたくなるけど、それではお接待の本来の意味合いが・・・。 でも、住んでいるから楽しいのかもしれない。 今日はご近所が「場所がわからないでしょう。ついてきて。」と声をかけてくださって、3軒で回りました。 我が家のご近所というと、斜め前のおうちとそのお隣のおうち2軒がごく近いご近所、ということになります。 畑仕事をしていると誰かしら会えるし、いただきものも毎日のようだし、とても気にかけてくださって親切で、これを「面倒だ」と感じる都会人(笑)(私もかつてはそういう口だったのに)にはきつい環境なのでしょうが、私にはとても心強くて楽しくて、ありがたい存在です。 お接待が終わって午後2時頃帰ってから、娘が「種まこうよ!」と言うので、また少し畝を作って種を蒔きました。 国分寺の大家さんにいただいたポップコーンの種とお隣にいただいた自家採種のオクラの種。 畑についてはまた改めて書きますが、今回(今年)はあえて土を耕し、畝を作っています。 それからコーヒー豆を買うためとお茶をしに「ことり」さんへ。 移住者の知り合いにばったり会っておしゃべり。 海岸でまた拾い物。 朝、ご近所にいただいたいちご。 もっとあったのですが、いただいてすぐ結構食べてしまったので写真の残りは晩御飯のデザートに。 採ってきたクレソン。 そして今晩の晩御飯。 お接待でいただいたお弁当、先日いただいたセリを入れた卵焼き(娘もおいしい!と食べていた)、採ってきたクレソンをマヨネーズとほんのちょっとのスイートチリソースで和えたサラダ、豆腐といただいたわかめ・大根のお味噌汁。 いや~毎日ご飯がおいしいなぁ。 でも・・・お隣熊本や同じ大分でも別府や湯布院など、被災された方々を思うと申し訳なくなります。 物資が足りない、とテレビで言っているのを見て、こんな近くで食べ物も布団も支援できるものがあるのに、なぜ届けられないのか、何かそういう仕組みは作れないのか、と歯がゆくテレビを見ています。 トラックで集落を回ればすぐ集まると思うんだけど。 うちにも泊まってもらえるし、たくさんある空き家をこういう時に利用できないものか・・・。 支援のあり方も考えさせられます。
by norbulingka
| 2016-04-18 00:40
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