by norbulingka 2017年4月より、大分県国東市にある古民家を改築したゲストハウス・民宿を始めます。 websiteはこちらです。 自然からの採取や農作業、お料理、工作や大工仕事まで、ご一緒にここでの暮らしを体験できる「体験型宿泊」と、共同キッチンを利用できるシンプルな食事無しの「素泊まり」と、2種類の宿泊タイプをご用意しています。
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さて、娘と誰でしょう。 来るなり手伝わされている友人のくろねこ軒です。 くろねこ軒が来るまでにキッチン・リビングを完成させたかったのですが、無理でした。 無理どころか、「あっちやってこっちやって」といきなりこき使われました。 もうここ数日だったか一週間だったか覚えていませんが、とにかく「二組お客さんが来てしまう!」ということで棟梁もKさんも私も走り回って作りまくっていました。 怒涛すぎて記憶がない。 写真もほとんど撮っていない。 撮ってあった写真を見たら、私が洗面室の天井を打っていました。 遠い昔の気がする。 Kさんが壁も作ってくださって洗面室完成。 その反対側は娘の部屋。 Kさんが下から数枚壁板を張ったところで、「ここにボックスが入れられるな」と思いついて、急きょボックスを作ってニッチにしました。 背面には柿渋などでできた漆喰のようなものを塗った石膏ボードをつけて。 窓を抜いた時にはずした壁板の部分を棟梁が補修。 ここもまた塗らなきゃ。 全員が飛び回っている中、娘は海に行こうだの図書館に行こうだの私やくろねこ軒に言って「無理!」と断られていたらNさんがやってきて、「今日魚釣りに行かない?」と早速尋ねている。 遠慮のない傍若無人ぶりに冷や汗が出るのですが、「じゃぁ仕事早く終わらせて行くか!」とNさん。 ありがとうございます~~~(T_T) 後で知ったのですが、娘のために短い釣り竿を作ってくださったとか。 LINEで送ってきてくださった画像を見たら船の操縦までさせていただいていました。 いいなーいいなー。 そして帰ってきたらまた大漁。 大きなタイとゼンゴをどっさり。 しかも全部娘が釣ったそうで、Nさんは魚をはずす係だったそう。 すみませんっ。 そしてさらに夕方Nさんが七輪を持っていらして炭をおこし、急きょ庭でご飯となりました。 あの後サザエや巻貝も採ってきてくださったそうで、そのほかにも焼き鳥やタイの漬けなども。 ゼンゴも素揚げにしました。 くろねこ軒が「おいしい」と絶賛していました。 本当においしかった。 こんなにおいしい食事をしょっちゅう食べられるなんて、それだけでも世界中で一番幸せなんじゃないかと思ってしまいます。 Nさんには本当に感謝の限りです。 車の冷房が効かなくてずっと蒸し風呂カーに乗っていたのですが、車の整備をされている息子さんが今朝直してくださり、夕方出かけたら家のすぐ近くの石垣にタイヤをひっかけパンクさせてしまい、Nさんにまた泣きついたらすぐ息子さんを呼んでくださり修理。 行けないかと思われた用事に無事行けました。 息子さんもとても穏やかで優しい方です。 直していただいた車で用事に向かう途中、恵まれているなぁ、としみじみ。 さて、そんなこんなでリフォームはいつ何をしたのかもうさっぱりわかりませんが、明日は友人家族がやってくるので今日の午後は片付けとお掃除。 アイランド、ひとまず完成~! まだ引き出し作りや棚作り、塗装とやることはたくさんあり、食器棚もできていませんが、とりあえず使えるようになりました! 感動です!(T_T) 今までの暗くていたるところ驚くほど使いづらかった台所とはおさらばです。 それはそれで今となってはいい思い出ですが。 いや、この新キッチンの素晴らしいことといったら! 写真では小さく見えますが、実物はでかくて広々です。 早速今日の晩御飯はアイランドで。 私は夜国東町(国東市の中心地。うちから20分くらい)でセミナーに出なければならなかったので、作業を切り上げ夕食をとらずに出発。 9時半頃帰ってきてから夕食でした。 くろねこ軒が作ってくれました。 くろねこ軒と娘が「おかえり~」と出迎えてくれ、食事をテーブルに出してくれて下げてくれて・・・。 男の人ってこんな感じなのか、と初めて味わいました。 はっきり言って楽。 しかもおいしくて幸せ。 これは相当感謝に値します。 世の中の家事をしない男性の方々、仕事から家事、育児まで一度全部一人でやってみるといいです。 ありがたさがわかります。 くろねこ軒が来てから、朝食に始まって食事作りをやってくれました。 朝ご飯にくろねこ軒のパンケーキとコーヒーが出てくるんですよ! いいでしょ! もう献立を考えてくれるだけでも助かるのに、作ってくれて片付けてくれて。 荒れ放題だった冷蔵庫の中もきれいにしてくれました。 とにかく家事をやる暇がなくどこもかしこも荒れ放題で気が滅入っていたのです。 Sのこ、ありがとう。 今日の昼まで、超使いづらい台所で苦労をさせました。 やっと今晩から新しいキッチンを使えてもらえてよかった。 新しいトイレも洗面も使えるようになりました。 一気に恐ろしく快適な家になりました。 ああ、嬉しい・・・。 今日のついさっきまでの工事現場が嘘のよう。 というより、今の広々とした空間が嘘のよう。 なんだかまだ実感がありません。 しかも暗い和室だったり、開けたくない収納だったりしたところだったなんて。 娘も嬉しいんでしょう、テンションがとても高くて、部屋を意味もなく走り回っていました。 しかし・・・奥さんがほしい。
by norbulingka
| 2016-08-04 01:41
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