![]() by norbulingka ![]() 2017年4月より、大分県国東市にある古民家を改築したゲストハウス・民宿を始めます。 websiteはこちらです。 自然からの採取や農作業、お料理、工作や大工仕事まで、ご一緒にここでの暮らしを体験できる「体験型宿泊」と、共同キッチンを利用できるシンプルな食事無しの「素泊まり」と、2種類の宿泊タイプをご用意しています。 カテゴリ
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![]() 車で一泊して、長湯温泉・道の駅の目の前にある(多分)市営温泉「温泉療養文化館 御前湯」へ。 玄関サイドは普通に見えますが・・・ ![]() ![]() 床も建具も全部木製。 風呂場側は曲線ばかりの建築で、大工さん嫌がっただろうな~なんて思いながら朝風呂。 お風呂が深くて、端は三段の階段状になっていたので、暑くなるにしたがい高さ調節が自分でできてよかったです。 露店風呂も内風呂も川に面していて、内風呂の窓はなにせ曲線なので細かく分かれた窓なのですが、それも写真の建具と同じ色だったので木製かと思ったらなんとサッシをこの色に塗っていたのでした。 素晴らしい。 行った日がちょうど20周年記念日だったそうです。 お金をかけるべきところをちゃんと見定めて、ガンとかける、という決意が今につながっているんですね~。 国東にもこういうのほしい。 ![]() 朝風呂でさっぱりしたところで、また豊後大野の滝へ向かう道中山道が続くのですが、こういう稲刈り後の風景がたくさん。 機械で稲刈りすると何も田に残りません。 斜面で一枚一枚が狭いからなのか、意識が高いからなのかわかりませんが、国東ではもうほとんど見ない風景です。 ![]() ![]() 次は「沈堕の滝」。 手前の廃墟は明治期の発電所跡です。 ![]() ![]() ![]() 明治期当時の様子。 屋根もあったんですね~。 ![]() 13条に落ちる沈堕の滝。 でもこれは元々あった滝が色々あって13条に落ちる滝ではなくなってしまっていたのを、人工的に手を加えて復活させたそう。 すごい。 私たちが行った時、他に2組見物客が来ましたが、大量の観光客をさばけるほどの道中でもなく、駐車場でもなく。 それなのにこれほどの大工事をしたとは・・・。 ![]() ![]() 途中「道の駅きよかわ」に人がたくさん集まっていて、おしゃれに見えたのもあり立ち寄りました。 早めのお昼ご飯を食べることになったのですが、娘は「うどんがいい!」。 出かけると回転寿司かうどんしか言わないので、私はもううんざり。 「じゃあ、別々に食べようよ」と言ったのですが結局一緒に食べることに。 ビュッフェ形式で色々な清川で採れた野菜で作ったお惣菜が並んでいて、それを量り売りで清算する食堂です。 これで700円ちょっと。 でも・・・お味は正直もう来ないかも・・・という感じ。 鍾乳洞へ向かう途中、こんな家があって思わず止まったら、おばあさんが駐車場に誘導してくださっておしゃべり。 前日神楽があったそうで、その時使った着物を干しているのだとか。 「国東から来ました。家は海側で。」と言ったら「魚があっていいね~~。だから海側の人は元気じゃろ。」と。 そういうイメージなんですね。 着物を干していたこの家は元馬屋で、屋根も昔は杉皮だったのだそう。 「椎茸はあるかい」と、くださるような感じだったのですが、娘が即座に「3000個(コマ)打った」と答えたのでそのままに(笑) 楽しい出会いとおしゃべりでした。 ![]() 稲積水中鍾乳洞。 入口が怪しげ。 ![]() 3億年前に形成された鍾乳洞が30万年前の阿蘇山の大噴火により水没して現在の形になったという鍾乳洞。 調査済みの部分だけでも全長800mくらいあって、かなり規模の大きな鍾乳洞です。 水がまだ流れている部分もあって、深すぎて水深がまだわかっていない、というところは水の透明度もあって怖いくらい。 とにかく水がきれいでした。 ![]() 出口にはロマン座なるものが。 いきなり昭和。 ![]() おもちゃや文具など雑多なものが雑多に置かれていました。 でも私が子供の頃やったものや持っていたものもたくさんあって、それがもはや「ロマン」とか「レトロ」とか・・・まだちょっと受け入れられません(笑) ![]() これも持ってはいなかったと記憶してるけど、乗ったことはある。 娘がやたらほしがっていました。 確かに今あっても楽しいよなぁ。 ![]() 帰り道、川で。 向こうの古い橋が壊れています。 台風の影響がやはりこちらの方があったようで、田んぼも稲が総倒れしているところが何カ所もあったり、「台風被害のため閉めています」という張り紙のお店があったり。 ![]() でもこの川は水がほんとにきれいで、娘は「今度の夏絶対遊びに来よう!」と言っていました。 ![]() 今回、有料道路は使わず下道を使ったので、色々風景が見られました。 途中の川に欄干がない橋が見えたので行こうと思ったら、豊肥本線の線路が。 ちょうど電車が来ました。 赤い3両編成の列車がかわいかった。 ![]() トンネルに吸い込まれていく列車。 単線です。 でも、この電車の影響がでかいことに後で気づきます。 この後少し走ったら豊後高田市市役所のあるエリアになったのですが、そこがなんともひらけていてびっくり。 モスバーガー、マクドナルド、西松屋、Yamada電気だったかどこかのチェーン電気屋などなどがある! (もはやこれに都会を感じるという・・・。) 国東と比較にならないくらいひらけているのです。 道中ずっと驚いていたのに、家が新しい、というのも驚きでした。 国東はどこも黒い瓦屋根の古民家だらけなのですが、豊後大野は新築とはいいませんが新しい家が多く、古民家の方が少ない感じ。 不思議に思っていたのですが、はやりこれは鉄道が通っているかいないかの差のようです。 でも私的には・・・国東には鉄道が通ってなくてよかった。 そんなことまったく視野に入れずに来てしまいましたが、このゆるやかさと豊かさは陸の孤島のおかげのような気がします。 旅の終わりはまた別府に寄って夜ご飯を食べて帰宅。 また頭痛になるかとビクビクしましたが大丈夫でした。 そして家に着きましたが、娘が「今晩も車で寝ようよ!」と言うので、家の前で車で寝るという。 「今度はそこの道の駅で寝よう!」と言っていたので、ご近所で寝ている私たちを見つけてもご近所の方々、夜逃げなわけではありません。
by norbulingka
| 2018-10-24 10:26
| 日々のこと
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