by norbulingka 2017年4月より、大分県国東市にある古民家を改築したゲストハウス・民宿を始めます。 websiteはこちらです。 自然からの採取や農作業、お料理、工作や大工仕事まで、ご一緒にここでの暮らしを体験できる「体験型宿泊」と、共同キッチンを利用できるシンプルな食事無しの「素泊まり」と、2種類の宿泊タイプをご用意しています。
カテゴリ
スケジュール 洋裁教室について(現在は行っていません) 洋裁教室作品 OPEN LIFE(現在は行っていません Norbulingkaの商品 暮らしのしごと 日々のこと 子供と DIY eco history ご宿泊滞在記 プロフィール Do It Together わらべうた(現在は行っていません) ワークショップ スタッフ募集(現在は行っていません) 掲載本 健康 図工・工作 Norbulingkaホームページ
http://norbulingka.info
「白いコットン&リネンの気持ちよい服」日東書院 link くろねこ軒 potter's studio たとぱに 黄色い鳥器店 cafe mazekoze 匙屋 ki-to-te お気に入りブログ
最新の記事
以前の記事
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
土曜日はお宮の「山の神」の祭典でした。 地域で順繰りに当場(当番)になるのですが、今年は私も当場でした。 お供物を用意したり鳥居にとりつける竹を切り出してきたり・・・。 神主さんに教えていただきながらまずは社務所でお供物を並べます。 山の神にも垂れ幕をかけたり、しめ縄を新しくしたり。 神主さんが山の神の扉をあけて、ささげてあった竹の飾りや半紙でできた山の神の着物を新しいものに取り換えます。 お供物を並べて祭典開始。 神主さんが祝詞をあげて、みんなで榊を捧げて終了。 「みんなで」といっても当場は4人、それと神主さんの5人だけでの祭典です。 それでも、普段は立派な本殿の横にひっそりとたたずんでいるだけの山の神が、年に一度(本当は二度)晴れがましい姿になっているのを見ていたら、祝詞の最中何か気が集まってくるような感覚がしました。 「山神社祭典諸事帳」というのを書いて専用の木箱に入れて次の当場へ引き継ぎます。 半紙に書かれた諸事帳はもう分厚い束になっていますが、いつから続いている祭典なのか・・・。 次(たぶん4年後)私に回って来るときには当然全部忘れちゃってると思うので、祭典が終わってすぐ書いておきました。 でも今回の当場も私を除いてはみなさん80代。 「次、回ってくるときはもうできんな。いないかもしれんし(笑)」 ということで、山の神の祭典はもう辞めようや、という声も出ています。 実は去年までは夏冬の二回やっていました。 今年は私も当場だけど初めてのことでわからないし、近くなったら誰か長老が声かけてくれるだろう、なんて思ってたら突然気がついたのが11月! 「あれ!?夏じゃなかったっけ?やったんだっけ??」なんて慌てて聞いたら「夏のはやらんでもええわ」とのことで冬だけになりました。 環境も事情も変わるし、あったものがなくなり、なかったものができたり、諸行無常は世の常。 でも昔は山の神の時は甘酒を作った、子供の日には公民館でカレーを作って振舞った、お正月にはお宮で餅をついた、夕方になると農作業を終えたお母さんたちがお宮横の道に集まって焚火で焼き芋を焼いたりしておしゃべりしていた・・・などなど聞いていると、「昔はよかったなぁ」なんて私が思ってしまいます。 貧しかった昔のほうがたまのご馳走があり、楽しみがあり、子供もたくさんいた。 「貧しさ」や「豊かさ」の定義を現代人は取り違えちゃってるんじゃないか。 私も完全に取り違えてたし。 翌日曜日の朝は8時から地域の草刈り。 今年は水路ののり面と国道わきの竹やぶ。 うっそうとした竹やぶがもう半端ない。 実は前日の夕方からなんか調子が悪かった私は、よりによって今までで一番キツイ草刈りで途中ばててしまい、ちょっと座り込みました。 1時間くらいで終わるかと思っていた草刈りが2時間半かかり、終わったら速攻公民館へ。 二組の隣保班合同の忘年会で、今年班長の私はもう一人の班長と共に忘年会の準備やらしないといけないのでした。 でも結局もう一人の班長ご夫婦がほとんどやってくださってました。 前日、山の神の木箱を取りに公民館へいったらもう座布団が広げられていて、飲み物を買って公民館へ置きにいったら、もうテーブルまでセット完了していました。 「当日1時間も前に行けば準備できるよね」なんて軽く考えていた私・・・。 こちらの人は約束の時間の30分前には集まっているし、やることが早い。 無事忘年会も終わりました。 これまた80代の方がほとんどになってきたので、お帰りも早い。 飲み足りなかったご近所3軒で隣家に集まり二次会(笑) 14時前から飲み始めて21時近くまで。 愚痴話で笑ったり、地域をよくするためにはどうしたらいいか、と熱弁をふるったり、笑っているうちに体調もよくなりました。
by norbulingka
| 2018-12-17 14:39
| 暮らしのしごと
|
ファン申請 |
||